特許庁、「機械翻訳システム」の日英翻訳機能が稼動【 ITLeaders】

特許庁、「機械翻訳システム」の日英翻訳機能が稼動
IT Leaders 2019年6月3日(月)

 従来から特許庁は既存のアルゴリズム(ルールベース機械翻訳エンジン(RBMT)、統計的機械翻訳エンジン(SMT))に基づいた翻訳システムを稼働させていました。
 ニューラル機械翻訳エンジン(NMT)の技術が向上した為、情報通信研究機構(NICT)が開発したNMT型翻訳エンジンを追加し、Microsoft Azure(Microsoftのクラウドサーバサービス)上で既存の翻訳エンジンとNMTを適宜切り替えることで、高速・正確な特許情報の自動英訳が可能になった、ということです。
(主に自由記述部分にあたる、請求項・明細書部分の翻訳に、NMTが使われるとのこと。)
 開発は東芝デジタルソリューションズ。(特許庁のシステムは東芝受託。)

 2020年には、中国・韓国の特許情報を日本語に自動翻訳する機能が追加されるとのこと。

参考:
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の刷新について(特許庁総務部総務課情報技術統括室)


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