1~3月期の勤労者世帯実収入は実質で0.7%減少(統計メールニュースNo.1140より)

■家計調査(二人以上の世帯:2019年3月分)
○消費支出は,調査方法の変更の影響による変動を調整した変動調整値で,1年前に比べ実質2.1%の増加と,4か月連続の増加。
○勤労者世帯の実収入は,変動調整値で1年前に比べ名目2.0%の増加と,5か月連続の増加。
 https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#tsuki
■家計調査(二人以上の世帯:2019年1~3月期平均)
○消費支出は,調査方法の変更の影響による変動を調整した変動調整値で,1年前に比べ実質1.9%の増加。
 https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#shihanki
■家計消費状況調査(二人以上の世帯のネットショッピングの状況:2019年3月分)
○ネットショッピングの支出額は,1年前に比べ名目16.8%の増加で,対前年名目増減率に寄与した主な項目は,「食料」の3.20%及び「チケット」の2.28%(名目寄与度)。
○ネットショッピング利用世帯の割合は42.5%で前年同月比5.0ポイントの増加。
 https://www.stat.go.jp/data/joukyou/pdf/n_joukyo.pdf


 1~3月期の勤労者世帯実収入は、実質で0.7%減少、という結果です。

 ただ、2人以上の世帯(大半は既婚世帯)は実質で1.6%の増加になっています。
 支出を見ても、家建てて教育に金かけてと、確かにカネ使ってるようです。
(ただ一方で、光熱水道費とか医薬品とかの、「切り詰められるもの」の消費額は減っている。)

 結婚できる人間と出来ない人間の格差がますます拡がっている、という事が読み取れる結果です。
 これが、自民党の経済政策アベノミクス。


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