統計メールニュースNo.1157(2019.7.19)
===================================
【本日の公表データ】
■消費者物価指数(全国:2019年6月分)(2015年=100)
○総合指数は101.6と,1年前に比べ0.7%の上昇。季節調整値は,前月と同水準。
○生鮮食品を除く総合指数は101.6と,1年前に比べ0.6%の上昇。季節調整値は,前月に比べ0.1%の下落。
○生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は101.5と,1年前に比べ0.5%の上昇。季節調整値は,前月と同水準。
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html
「総合指数の前年同月比の変動に寄与した項目」の欄を見ると、
*拡大
・生鮮食品により総合の上昇幅が0.12ポイント拡大
・生鮮食品を除く食料により総合の上昇幅が0.05ポイント拡大
・宿泊料により総合の上昇幅が0.03ポイント拡大
*(上昇幅)縮小
・通信料(携帯電話)により総合の上昇幅が0.03ポイント縮小
・ガソリンがマイナスに転じたほか,電気代,灯油などの上昇幅が縮小し,エネルギーにより総合の上昇幅が0.19ポイント縮小
・家庭用耐久財により総合の上昇幅が0.03ポイント縮小
食品価格は去年より上がってるけど、ガソリン価格は下がってる、ということだそうです。
食品は10月の消費税増税分の値上げを先取りして値上げしてる(自民党がそう要請した)ので、その関係もあるでしょうね。
ガソリン価格は原油価格と連動するから、景気関係ないんですよね…。
逆に、夏にイランとアメリカが戦争始めたら当然原油価格上がるから、ちょうど10月辺りにガソリン価格高騰って話になりますね。
アベ、イランまでわざわざ行って、一体何をしてきたのかと。