AWS日本拠点でシステム障害 PayPayなどに影響
Yahoo – 朝日新聞 8/23(金) 16:18
>クラウドサービスは、巨大なデータセンターで顧客企業のデータの処理や保存を引き受ける事業。企業はクラウドサービスを利用することで自前のサーバーを持たずに済むため、近年、急速にニーズが高まっている。
クラウドサービスはAmazonの他、MicrosoftやGoogle等も手がけている成長産業で、特にAmazonは収益の半分をAWS部門が稼ぎ出すほどになっています。
サーバー1台を丸ごと借りるのでは無く、処理に必要な性能分だけを借りられる他、金融系処理やAIエンジン等のWebアプリケーションやWebサービスに開発に必要なフレームワーク(共通部品)が利用できるようになっているため、業務用アプリケーションだけでなくソーシャルゲームでも利用されるようになっています。また、業務用パッケージアプリケーションでも、最初からAWSやMicrosoft Azureを利用することを前提に作られているものもあります。
この為、クラウドサービス側で障害が出ると、複数のサービスで同時多発的に障害が発生することになってしまいます。
行政サービスや金融サービスなどのノンストップ運用が求められるシステムでは、クラウドサービスが停止してもサービス自体は停止しないように、設計を見直す必要があると言えるでしょう。