なぜ? 返還され民間地になったのに…空は米軍が訓練で使用 沖縄・米軍北部訓練場2016年に一部返還後も制限空域、縮小されず
琉球新報 2019年4月25日 10:49
「北部訓練場の『地上』は返還されても『空域』は返還されず」
24日の衆院沖縄北方特別委員会で明らかになったこの事実。これ、とんでもないニュースだと思うんだけど、その後続報も無く何なんだろうと思ってる。https://t.co/COaOeK3HOr— OHアラート分析用アカウント (@Oh_Alert2) April 28, 2019
「陸と空は別だ」とか、どうせそういう理屈なんでしょうけどね。
ただ、日米安保条約に基づいて日本が米軍に貸しだす空域というのは、別途協定できちんと定められているのです。(その空域自体も問題なのですが)
海人には豊かな漁場が欠かせません。しかし、目の前に好漁場があるのに入れず危険な遠洋漁業をしなければなりません。特にホテル・ホテル訓練区域はマグロやソデイカの好漁場と見られているため、制限水域の撤廃は漁業振興の為に必要不可欠です。 pic.twitter.com/RE8o7R9DsD
— 沖縄県議 たまき武光 (@tamaki_takemitu) June 8, 2016
上手を見ればわかるように、旧北部訓練場跡(沖縄本島北部陸域)は、訓練空域として貸していないはずなのです。地上の訓練場と一緒に返還されたはずなのです。
領空は領土と同じく、国家の構成要件です。それを侵犯されているのですから、本来日本政府は国家としてアメリカ合衆国に厳重抗議しなければいけない、はずなのです。
現状全くやっていない、というのが上記ニュースの内容です。