感染症を診る病院はもっと検査を【毎日】


新型コロナ 感染症を診る病院は「もっと検査を」
谷口恭・太融寺町谷口医院院長

毎日 2021年1月2日
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20201225/med/00m/100/005000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20210102

>PCR検査の供給は、2020年春の時点ではまったく需要に追い付いていませんでした。現在は検査不足が解消されているのでしょうか。
>これには地域差があります。私の知る限り、最も検査の状況が充実しているのが東京です。東京ではPCR検査を希望すれば(どこで実施するかは別にして)「どこに行っても受けられない」ということはもはやほぼありません。
>医療機関の中で検査をする際には、新型コロナが疑われる患者さんを他の患者さんに近づけてはいけませんから、検査を受ける人を時間的または空間的に隔離することが必要になります。太融寺町谷口医院(以下「谷口医院」)のようにビル内にあるクリニックでは空間的隔離はできませんから時間的隔離をするしかありません。つまり他の患者さん全員が帰ってから来てもらうことになり、1日に診られる人数は限られます。
>そのような事情から谷口医院では「発熱外来」の対象者を「谷口医院をかかりつけ医にしている人」のみとしています。しかし、わらにもすがる思いで「他院から断られた。なんとかしてほしい」と電話をしてくる患者さんは少なくありません。また、「症状はないけれど濃厚接触だと思う。保健所には断られた」という相談もあります。つまり「検査を受けたいけれど受けられない」という人は今も多数いるのです。

>一方、供給側にもさまざまなタイプが出てきました。以前は、検査を受ける場所は保健所管轄の検査会場か、谷口医院のような医療機関しかありませんでした。今は新型コロナのPCR検査を専門にするクリニックが全国で相次いで登場し、なかには美容系クリニックが運営するところもあります。テレビで検査のCMを流す医療機関も出てきました。さらに、医師が介在しない検査機関や、検査を受ける人が自分で採取した検体を、郵送させて受け付ける検査機関も出てきました。
>ここまでをまとめると、東京以外の多くの地域では「検査を受けたくても受けられない人」が依然多く、しかしその一方では、従来とは異なるタイプの医療機関や検査会社が増えてきているというのが現在の状況です。私は、いずれ供給が需要に追い付くだろうとみています。

関連:


水面下で出回る中国ワクチン富裕層から永田町へ?狙われる日本市場
毎日 2021年1月1日
https://mainichi.jp/articles/20201231/k00/00m/040/137000c

>中国で製造したとされる新型コロナウイルス感染症の未承認のワクチンが日本国内に持ち込まれ、日本を代表する企業の経営者など一部の富裕層が接種を受けていることが明らかになった。2020年11月以降、既に企業トップとその家族ら18人が接種を受けたという。ワクチンは、中国共産党幹部に近いコンサルタントの中国人が持ち込んでいる。個人が自分で使う以外の目的で海外からワクチンを持ち込むのは違法の可能性があるが、中国側がワクチンをテコに影響力拡大を狙っている姿が浮かんだ。
>12月12日土曜日の午後6時半過ぎ、東京都品川区にあるクリニックを大手IT企業の社長と妻が訪れた。休診日の診察室で待っていたのは、院長と中国人男性。「本当に安全なんですか」。初対面のあいさつもそぞろに、妻が不安そうに2人に尋ねた。背を向けたまま机上のパソコンのキーボードをたたき何も語らない院長に代わり、中国人男性がうなずきながらほほえんだ。
>「副反応(副作用)なら安心してください。注射した部分のちょっとした筋肉痛とか、ワクチンを打った時によくあることばかりです」。中国人男性はそう答えながら、社長夫妻にクリップボードに挟んだ「予防接種同意書」を示した。病歴やアレルギーの有無などを確認する設問はなく、文字通り同意を得るだけの内容だ。…

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