毎日 2021年1月1日
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20201226/biz/00m/020/015000c
>最近の若者は「電話をかけない」「電話を避ける」といわれています。しかし、コロナ禍となる前(2019年4~7月)に大学生を調査したところ、意外にも音声アプリや携帯電話で「声のやりとり」を日常的にしていました。どのような目的で誰と会話するのでしょうか。
>「ラインで10分したら起こしてほしいと言われて送ったけど返事が来ない。スタンプ連打しても既読がつかないから電話でモーニングコールした。そのままだらだら1時間半くらい話した」(女子大学生)
>「帰宅途中にビールとハッシュドポテトを買って、家に着いたら電話するのを楽しみにしていた。ときおりビデオ通話にしながらずっと無駄話していた。気づいたら寝落ちしていた」(女子大学生)
>電話・通話には特有の親密性があり、文字を使ったSNSと違って相手の時間を独占するパーソナルなやりとりができます。上記の話のように、学生たちは友人や恋人など親しい関係の人とのやりとりに音声を日常的に用いていました。
>その相手は、友人が最も多く、次に恋人や家族で、ゼミやサークルの知人と続きました。また、若者同士ではライン通話、フェイスブックのメッセンジャー通話などが使用され、家族とのやりとりには携帯電話もよく使われていました。
_____