京大立て看板撤去から1年、再び看板が設置 「タテカンを増やそう」と書かれ
毎日新聞 2019年5月1日 18時33分
元は「京都市景観条例」に基づいて京都市役所が京都大学に「タテカン」撤去要求を出し続けていたのを、昨年遂に京大当局が呑んで、京都とTwitterではちょっとした騒ぎになった件ですね。
でもこの京都市景観条例って、元は(共産党主導の)革新市政時代に作られたもので、京都市政が自民党市政に戻ったあとに、京都駅前の京都タワーが景観条例に引っかかるから作れないと大問題になって、挙げ句「京都タワーは工作物で建物じゃ無いからOK」という詭弁ですり抜けた、という歴史もある代物なんですよね。
(ちなみにその後、京都駅本体も景観条例絡みでかなり紛糾したと聞いています。)
そういう経緯もあってか、自民党の西田昌司参院議員は、前々回の京都府市議選の際にこの「京都市景観条例」に大変否定的な発言をしているんです。
その自民党系の門川市政が、景観条例を根拠に「タテカン」という表現物の撤去に躍起になるというのは…なんだか矛盾した話ですねえ。