5/19愛知6区「市民と野党の対話集会」緑の党の発言

 5/19に小牧市味岡市民センターで行われた、市民アクション@愛知6区主催の「市民と野党の対話集会」での緑の党の発言が話題になっているということで、発言原稿が回ってきました。

 密室談合をする場所では無くオープンな話し合いの場所でのものですので、そのまま掲載したいと思います。


1. 緑の党の立場は無党派
緑の党の立場ですが、いろいろ聞いてみると、例えば比例は共産党、小選挙区は民主党に投票したとか、今回選挙では比例も立憲民主にしたとか、様々な立場の人がいます。
緑の党の立場は無党派層に近いと思います。

2. 野党共闘が成功すれば勝てる
 2017年3月、市民アクションが始まったときには、すぐに候補者を決めて、候補者を中心にいろんな企画、選挙活動をするのかと思っていました。
夏になって丹羽秀樹候補が「文部副大臣の丹羽秀樹です。よろしくお願いします。」と言いながら、私の住む町内の盆踊り大会にも、あいさつに来ました。ところが、いつまでたっても野党候補は決まらず、とうとう最後まで決まりませんでした。
前回の選挙は残念な結果でしたが、これを投票率の低いせいにするのは筋違いです。
なぜならば、野党候補が得た得票を合計すると差はわずかです。3000票余りです。つまり、野党共闘に成功したならば、必ず投票率は上がり、勝っていたと思います。

3. 大切なのは人間の信頼関係
一つの手がかりとしてお話したいのは4月に行われた小牧市長選の経験です。小牧市長選では自民党の上禰幹也候補を分裂した自民党と共産党を含めた全野党が応援しました。全国的にも異例なことです。
共産党の議員が言っておられましたが、共産党として支持はできない、党からも支持をするなと言われている。だけど応援するというのです。
これはどういうことかというと政党ではなく人間の信頼関係があるということです。
例えば民主党が政権を取ったとき、できないこととかうまくいかないことがたくさんありました。その時に、「しょうがない、仕方がない」と許してもらえるのが人間の信頼関係です。人間の信頼関係がないと、いくら偉そうなことを言っても、結局、何にもできないじゃないかと、批判されてすべてが終わってしまいます。
無党派層が政党よりも人間としての候補者を重視するのはそういう意味です。

4. 反対意見は多くの人が集まった証拠
小牧市長選は負けましたが、小牧市政をかえる会として、政治活動は続いています。
先日、会合がありましたが、活動に対する批判や反対意見もありました。しかし、反対意見というのは人間社会のどこにでもある、ただの意見の違いにすぎません。
多くの人が集まれば集まるほど反対意見があって当たり前です。同じ考えの人ばかりの集まりというのは小さな集まりにしかなりません。それでは選挙に勝てません。
私たちが目指すのは多様な意見を含む大きな集まりです。

5. 脱藩するということ
 以上3つのことをお話ししました
 1. 野党共闘に成功すれば6区の選挙に勝てるということ
 2. 大切なのは政党ではなく人間の信頼関係であるということ
 3. たくさんの人が集まれば反対意見が在って当然ということです。

ではこれからどうすればよいかということですが、今、歴史の転換点にあって、この市民アクションの役割は幕末の坂本龍馬のようなものだと思います。
所属政党や支持政党を背景にものを考えていたのでは、この市民アクションは成功しません。気持ちだけでも脱藩することが大切であると思います。
大切なことは森本さんと松田さんが直接会って話し合うことです。
以前森本さんが松田さんとは仲は良いと言っておられましたが、互いに同じ選挙区の候補者となると、話す機会もなかなかできないと思います。
ぜひこの市民アクションを利用して、日本の将来について互いに話をしていただきたい。候補者同士が直接話し合うことが、野党共闘を成功させる唯一の道だと思います。

以上

緑の党 丹羽淳


 尚、全体の様子はこちらに掲載しています。

 尚、署名依頼が周ってきています。


夏に衆参同日選挙の可能性もあることから、
共同代表および事務局で話し合い、*「野党統一候補擁立を求める署名*」を集めることになりました。
集約日は、*6月10日(月)*です。
日にちがあまりありませんが、一筆でも多く集めてくださいますようお願いいたします。


https://drive.google.com/open?id=1EJBXu1kA4Ggr1YGMFmmWdEZgCksCaTpL


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