国家ぐるみの偽情報にどう立ち向かう インテリジェンス研究者に聞く
毎日新聞2021年1月16日 08時00分
https://mainichi.jp/articles/20210115/k00/00m/040/319000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210116
>新型コロナウイルス禍では、世界中でインフォデミック(偽情報の拡散)が起きた。インフォデミックに有効な対策とは何か。日本大危機管理学部の小谷賢教授(インテリジェンス研究)に聞いた。【聞き手・吉川雄策】
>◆かつて、情報は記者など専門家を通じて整理され、発信されていた。だがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が発達し、一般の人が生情報をそのまま受け取り、自分で判断したり、「いいね!」を付けて拡散したりするようになった。一般人の多くは情報の書き手や信頼性について確認していない。そうした状況下でデマや根拠のないうわさが混じり、インフォデミックにつながっている。