ハンセン病患者に対する国の失政を患者が訴え国が敗訴した訴訟に対し、内閣総理大臣安倍晋三は「控訴しない」(=国の敗訴)と表明した。
一部では英断と讃える声もあった。
しかし、この件に関して安倍内閣が閣議設定した内容は、到底英断とはほど遠いものだった。
ハンセン病訴訟に関する政府声明全文
時事通信 2019年07月12日16時58分
控訴しない(判決を受け入れる)という態度をとっておきながら、実際には閣議決定で判決の内容を全否定。
しかも、内閣はあくまでも行政府でしかないにも関わらず、勝手に立法府の責任についてまで言及している。
法治国家全否定の内容。
要するに、判決は間違ってる、ハンセン病家族に損害賠償は認められない
だけど、選挙のために控訴しませんでしたと。こんなみっともない声明初めて見た。
政府声明も閣議決定 ハンセン病判決に「法律上の問題」:朝日新聞デジタル https://t.co/MNdfocgvON
— 弁護士 小口 幸人 (@oguchilaw) July 12, 2019
控訴取り下げは英断と思いましたがこの政府声明は強烈です。熊本地裁判決が認めた①政府・厚労大臣の責任は全否定②個々人に対する国家賠償責任も全否定③国会議員の立法義務も全否定④消滅時効についても全否定で、要するに判決全否定です。そりゃ論理矛盾が過ぎるでしょう。https://t.co/9mTUKQPZJl
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) July 12, 2019
最悪すぎる。選挙向けに出した安倍首相の談話と閣議決定されたこの声明。これが日本の政治。二重基準。怒りに震える。
政府声明も閣議決定 ハンセン病判決に「法律上の問題」:朝日新聞デジタル https://t.co/edcCx0ZN1S
— 白石草 (@hamemen) July 13, 2019
これが、自民党政権。
そして時を待たずして、自民党議員からこんなトンデモ発言が。
【NEW】
6年間参院議員を務めた現職女性候補者の最大の功績が、「子どもをつくったこと」…?!参院選三重選挙区で、自民党の三ツ矢憲生議員から思いがけない「応援」演説が飛び出しました。https://t.co/Dz5CLijgsT
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) July 12, 2019
— M8373@7/28中延交通センター運転会 (@M8373) July 12, 2019
7/12自民党・三ツ矢憲生衆院議員
女性候補者の応援演説での発言≫(候補者が)この6年間で何をしたか
一番大きな功績は子どもを作った事だ確かに今のご時世、子供を産めるのは有り難い事だが一候補者の功績とするのは違和感を覚える
つくづく自民の、女性は子供産んでナンボの思想に怒りすら感じる pic.twitter.com/pRrgxrPZep— みゆき (@m1238s) July 12, 2019
何とコメントすべきか。この手の発言が多すぎる。
自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」:朝日新聞デジタル https://t.co/xF0cqeu1OL
— 逢坂誠二 立憲民主党(りっけん) (@seiji_ohsaka) July 12, 2019
三ツ矢さん、、、、。自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」 https://t.co/glIHrTgVpE
— 宮本徹 (@miyamototooru) July 12, 2019
自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」:朝日新聞デジタル https://t.co/dNPAlrXXSP
散々この手の発言が批判されているのに、何が問題か分かっていないのか?
あと、議員の功績を紹介するのに、議会内で何をしたかを語れないというのもどうかと思う。— 浦野 真(しん) @比例は共産党! (@urano_shinjcp) July 12, 2019
驚きました。参議院三重県選挙区・現職自民女性候補の応援での三ツ矢憲生衆議議員の発言だそうです。ウケるとでも思った?
「この6年間で(候補者が)何をしてきたのか。一番大きな功績は、子どもをつくったこと」 https://t.co/Tuei0NnDHi— 新日本婦人の会 (@njwa_nakama) July 12, 2019
https://twitter.com/sasubou/status/1149024093003374592
自民党とは、要するにこういう政党。
失言マニュアルとか、そんなレベルでは無いのです。
それでももし日本国民が自民党を選ぶというならば
日本国民は「その程度」のレベルの低い未開の国民、ということを自ら証明することになるのです。
天ぷら pic.twitter.com/RCNj7eYHW4
— 【高画質】飯テロbot (@meshiuma_yonaka) July 13, 2019
— TOKYO DEMOCRACY CREW (@TOKYO_DEMOCRACY) July 13, 2019