時事通信 2021年01月03日07時17分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010200121&g=pol
>立憲民主党の看板イメージである「リベラル色」が後退しそうな気配だ。党内きってのリベラル派で知られる重鎮の赤松広隆衆院副議長が今期限りで引退することが大きい。保守系が多数を占める旧国民民主党との合流の影響もあり、党の政策の方向性が見えにくくなる可能性もある。
>立憲の母体となった旧立憲民主党は2017年10月、保守色の強い旧希望の党の小池百合子代表から排除された枝野幸男代表や赤松氏を中心に結成された。「リベラル系結集」と称され、原発ゼロや安全保障関連法の廃止などを訴えた。
>中でも、リベラル系議員が集う党内最大グループを率いる赤松氏は枝野氏の後見人的存在。党運営への影響力は大きく、昨年9月の旧国民との合流協議の際は「基本政策も党名も譲ってはならない」と枝野氏らにハッパを掛けた。
>氏らがまとめた党の基本政策の原案からは、旧立憲がこだわってきた「原発ゼロ」の文言が消え、保守系の存在感が増した。だが、リベラル系が反発し、基本政策づくりを棚上げにするところまで押し戻した。
>重鎮の赤松氏が去ればこうした党内の微妙なバランスが崩れ、リベラル色が一層薄まることも予想される。実際、旧国民出身の保守系議員は「教条的でなく、現実的な政党に変わるきっかけになる」と党内での主導権確保に意欲的だ。
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現実が見えてない、現実的な政党に変わる足を引っ張ってるのは、旧国民出身の保守系議員の方だと思いますけど。
保守的政策を採り続けるなら、自民党で十分なんですから。その保守的政策に日本国民はうんざりしてるんですから。