神奈川県七沢温泉郷の老舗旅館のプロレタリア作家小林多喜二を宿の離れにかくま った過去【毎日】


書きかけの原稿を便所に捨てた 獄死した小林多喜二をかくまった美肌の湯の「秘話」

毎日新聞2020年12月26日 14時00分

https://mainichi.jp/articles/20201225/k00/00m/040/139000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20201226&pid=14606

>神奈川県の七沢温泉郷にある老舗旅館「福元館」には決して口外してはならない過去があった。特高警察の追っ手が迫るプロレタリア作家、小林多喜二を宿の離れにかくまったことである。長年伏せられていた過去がなぜ明るみに出たのか――。それを知る「多喜二の宿」のおかみに会いに行ったら、壮絶な多喜二の逃亡生活が浮か
>神奈川県の七沢温泉郷にある老舗旅館「福元館」には決して口外してはならない過去があった。特高警察の追っ手が迫るプロレタリア作家、小林多喜二を宿の離れにかくまったことである。長年伏せられていた過去がなぜ明るみに出たのか――。それを知る「多喜二の宿」のおかみに会いに行ったら、壮絶な多喜二の逃亡生活が浮かび上がってきた。【倉岡一樹】
>七沢温泉入口バス停から緑の深い山里を20分ほど歩くと、七沢温泉郷に着いた。丹沢山地の東のふもと、温泉郷の入り口にある宿である。創業は1856年、歴史は150年を超える。
>温泉は強アルカリ性でpHは9・9を超える。つるっとした肌触りで保湿効果も高く、「美肌の湯」とも言われる。「くすり湯」とも呼ばれ、春代さんも「45年間、毎日入っているから肌がすべすべ」と笑う。
>2003年入社。佐世保支局を振り出しに、福岡報道部、東京運動部などで勤務。2019から東京地方部。スポーツ取材歴が長い。2017年に慢性腎不全と診断され、2019年に母から生体腎移植手術を受けた。身体障害者手帳1級(腎臓機能障害)保持の内部障害者。「ヘルプマーク」をカバンにつけている。自らも経験した臓器移植や今もなお社会的な無理解に苦しむ内部障害、移植者、障害者スポーツなどに関心がある。一人娘が生まれた時、初めての上司(佐世保支局長)からかけてもらった言葉「子どもは生きているだけでいいんだよ」が心の支え。宮崎県出身。

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