日本人の祖先の一部は今から約3万5000年前、大陸から琉球諸島にやってきた。それ は漂流による偶然だったのか、あるいは【毎日】


日本人の祖先の一部は今から約3万5000年前、大陸から琉球諸島にやってきた。それは漂流による偶然だったのか、あるいは新
【毎日】2020年12月21日

https://mainichi.jp/articles/20201221/k00/00m/040/040000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20201221

>日本人の祖先の一部は今から約3万5000年前、大陸から琉球諸島にやってきた。それは漂流による偶然だったのか、あるいは新たな土地を目指した航海によるものだったのか――。この長年の問いへの答えのカギとなり得る研究成果を、日本と台湾の研究チームが英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。
>当時の地形や旧石器時代の遺跡などの研究から、大陸からホモ・サピエンス(現生人類)が日本列島にやってきたルートは三つあると考えられている。①朝鮮半島から対馬(長崎県)を経由して九州北部へ渡る「対馬ルート」(約3万8000年前)②大陸と陸地でつながっていた台湾から琉球諸島を北上する「沖縄ルート」(約3万5000年前)③シベリアから陸続きだった北海道へ歩いて南下する「北海道ルート」(約2万5000年前)――だ。
>北海道ルートは陸路だが、対馬ルートと沖縄ルートは航海が必要だ。特に沖縄ルートの場合は、流れの速い黒潮本流を横切る必要があった。台湾沿岸部からは、琉球諸島の一部で日本最西端の沖縄・与那国島も見ることができない。このため、目的地を定めた航海ではなく、沿岸で漁などをしていて漂流して琉球諸島に偶然たどり着いた可能性も指摘され、長年の問いとなっている。

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