発電ほぼゼロで収入1兆円 日本原電8年間分【朝日】

発電ほぼゼロで収入1兆円 日本原電8年間分、本紙集計
朝日新聞デジタル 2019年5月23日18時01分

https://twitter.com/jcp_cc/status/1131500302111313920?s=19

 日本原電というのは、原子力発電を普及させる為に国が設立した発電専門の電力事業者す。
 準国営の発電会社は他に「電源開発」という会社があって、大間原発の建設計画を巡って対岸の函館市と大揉めになっていますが、電源開発は本来は水力や大規模火力を手がける会社です。

 日本原電は電源開発とは違って原発しか持っていない会社なのですが、こことは別会社です。
 で、東日本大震災(福島第1原発事故)以降、保有する原発はどんどん稼働停止していて、現在発電量は0です。
 しかし、電力会社(地域送電会社)との契約は続いているので、家庭用電力と同じで「使おうが使うまいが基本料金は貰う」ということで、8年で1兆円の収入を得ている、という記事内容です。

 原資は当然、電気料金です。

 「原発は高コスト」というまさに典型例なわけですね。
 国策会社ですし、本来国が主導して、会社精算なり他会社の原発を引き受けさせるなりの措置を執らないといけない筈なんですが。自民党政権はこれも放置しとるわけです。


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