大阪市で広範なシステム障害 印鑑証明、住民票など発行できず 原因不明で、復旧のめど立たず
毎日新聞 2019年6月7日 17時15分
大阪市役所でシステム障害、住民票などを発行できず
日経 xTECH 2019/06/07 16:20
>区役所などから「印刷ができない」と連絡を受けたICT戦略室が調べたところ、住民基本台帳▽税務事務▽国民健康保険▽介護保険――などの情報を印刷する「統合基盤システム」に障害が見つかった
(毎日)
>大阪市によればシステムを開発したのはNTTデータ関西
>午後0時30分ごろに基幹系システムのサーバーに障害が発生した
(日経Tech)
NTTデータだと、使ってるのはJAVAだから、印刷はTomcatでしょうね。たぶんTomcat絡みの障害じゃ無いかと思うのですが。
しかし、金曜日になって障害が起きるというのも…。通常、自治体システムだと庁舎が開いていない土日にシステムアップデート→検証を行うので、その絡みで月曜日に障害が起きるというのは、まあ、よくあるんですが。月替わりでも無いのに週末に障害が起きるというのは、Windowsアップデートが走らない限り、滅多に無いことだと思うんですが…。
(業務システムでJAVAのアップデートを自動更新にするというのは、運用上あり得ない。)
0時半(昼休み)というのが鍵かなあ…。昼休み中になんかの小規模アップデートを済ませてしまおうとNTTデータが考えて、結果としてTomcatサーバに影響が及んでしまったと。たぶんそういう話じゃ無いかなあ。
まあ、筆者はJAVAシステムはそこまで詳しくないんで、推測できるのはこれくらいなんですが。
おそらくVMWareかHyper-Vで仮想化してチェックポイント取ってるだろうし、週明けには障害発生前の状態に戻してるとは思いますけどね。