雇用調整助成金とは、企業が業績急落で給与支払い困難になった場合に、雇用維持を支援する為に国が給与の一部を補填する制度の事です。
通常は結構助成のハードルが高い(実質倒産寸前状態で無いと無理)なのですが、今回のCOVID-19(通称新型コロナ)騒動の煽りで政府が打ち出す景気対策支援策の一環として、「新型コロナのせいで業績が落ちた企業」に限り、要件を大幅に緩和しています。
それが今回更に、条件を一部緩和(生産の落ち込み条件の緩和)して、助成率を引き上げ(解雇をしない場合は中小で9割、大企業でも75%を助成)するとの事です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11603000/000614800.pdf
野党からの、中小企業から利用しづらいとの声が上がっているとの指摘を受けての改訂です。
今日は早朝から青果市場などを訪問。「来るのを待っていた」「話をしたかった」など、今の現実がストレートに伝えられます。雇用調整助成金の利用し難さに対する苦情は相変わらずです。社会福祉協議会の生活福祉資金の特例貸付への問合せも。現場の声を政府との協議会で、少しでも対策に反映させます。 pic.twitter.com/350nE2GMhC
— 逢坂誠二 立憲民主党(りっけん) (@seiji_ohsaka) March 28, 2020
今晩の安倍首相記者会見
→首相がカンペを見る回数が減り、どうにか国民に語りかけるようになった
→フリーランサーの江川さんが、質問の機会を得た
→雇用調整助成金の中小企業助成率を、最初の6割から9割に上げる事になったこうした変化は、私たちが声を上げ続けなければ変わり得なかった事です。
— 参議院議員 田島まいこ(愛知県選挙区) (@maiko_tajima) March 28, 2020
旅館の女将さんへ、#新型コロナ で休業中の賃金補助が少し受けやすくなります。
雇用調整助成金の申請には「休業計画」が必要。でも休日もお客さん次第で、そんな計画ムリな相談。共産党・武田良介議員が現場の声を伝え、厚労相も「柔軟な対応を早急に指示する」と答弁。#しんぶん赤旗 pic.twitter.com/B0iR14tujZ
— カクサン部長 (@kakusanbuchoo) March 26, 2020
しかし、言うまでも無い事ですが、この措置で救われるのは既に会社に雇用されている人だけです。
既に解雇されてしまった人、騒動の前から既に職が無かった人には、何の関係も無い話です。
そういう人に対して和牛商品券なんて配られても、何の助けにもなりません。
これと同時にアベ晋三が発表した「現金給付」は、相変わらずわけのわからない条件をつけるんだそうです。
まさか本気で、アベノミクスで失業者が0になったとか、そんなとんでもない勘違いしてるんじゃないでしょうね!?