菅氏の「自助・新自由主義」か枝野氏の「支え合い」か 新立憲・仕掛けの成否【毎日】


菅氏の「自助・新自由主義」か枝野氏の「支え合い」か新立憲・仕掛けの成否
毎日新聞 2020年9月15日21時15分
https://mainichi.jp/articles/20200915/k00/00m/010/266000c

>立憲民主党の枝野幸男代表は15日の結党大会の党首あいさつで、自民党を「新自由主義」の政党と位置づけて政権を争う姿勢を鮮明にした。枝野氏は「行き過ぎた『自助』と自己責任を求める新自由主義(の自民)か、支え合いの社会(の立憲)か」の選択肢を掲げると強調。そのために野党第1党として初めて、衆院選での共産党との選挙協力を全国規模に広げることを図り、自民・公明両党に対抗する2大政治勢力の一翼の構築を目指す
>枝野氏のあいさつは、16日に新首相となる自民党新総裁・菅義偉官房長官の「目指す社会像」を強く意識する内容だった。
>菅氏は総裁選で「自助、共助、公助、そして絆」を掲げ、「まず自分でできることは自分でやってみる、そして地域や家族でお互いに助け合う。その上に立って政府がセーフティーネットでお守りをする」と繰り返した。これを念頭に枝野氏は「生活苦でも『自助努力、自己責任だ』『頑張るしかない』と思ってらっしゃる皆さん、そんな社会がおかしいんです。そんな理不尽を諦めてはいけない」と有権者向けにアピール。大会参加者には「長く続いた『政治への諦め』を今日から終わらせる。そのために全国で地域を隅々まで歩こうではありませんか」と活動強化を呼びかけた。
>また安倍政権の「負の遺産」を意識し、「国家運営の根幹である公文書が改ざんされ続けた」「権力に近い人間なら裁かれない。問われているのは国家、社会の正義そのものだ」などと繰り返した。消費税減税や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設工事の停止も訴えた。
>枝野氏と共産党の志位和夫委員長は「新自由主義からの転換が(共闘の)旗印になる」と口をそろえており、菅氏の「自助」への言及について立憲幹部は「野党が一致していた対立軸に自民党が飛び込んでくれた。戦いやすい」と語る。

 消費税にしろ何にしろ、「減税」って新自由主義の発想なんですよね。減税を唱える勢力と共闘するのは、トップは容認できても公助に期待する支持者国民は許しませんよ。


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