海保、海面の陸地を無人機で探査領海拡大に期待
共同通信 2019/5/3 16:03
>海上保安庁が、干潮時にだけ海面上に現れる陸地「低潮高地」を発見しようと、日本近海で無人観測装置と航空機を使った探査を行っている
とのことですが、Wikipediaによると、国連海洋法条約は
「低潮高地は、その全部が本土又は島から領海の幅を超える距離にあるときは、それ自体の領海を有しない」
と定めているとのことです。
つまり、低潮高地を見つけたところで、現在の領海外にあったら領土拡大には繋がらないのです。
海上保安庁が国連海洋法条約を知らないはずは無いので、この調査は領土拡大目的とは違うんじゃ無いかと思うのですが…。
記事中にある「海保関係者」って、誰ですかね? 自民党の政務官とかだったらとんだ笑い話なんですが。
ちなみに低潮高地の存在は船舶の安全航行に重大な影響を及ぼします。なので、調査自体は重要です。
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