NECが「復活」する日? 2020年3月期、営業利益「1000億円超え」へ
ZUU online 2019/06/18
NECが「復活」する日? 2020年3月期、営業利益「1000億円超え」へhttps://t.co/bqLOBWhtjf
NECはかつてパソコンや携帯電話でトップシェアを握る企業でした。そのNECの現在と今後に迫ります。 pic.twitter.com/tABlC6a4gf— ZUU online |金融経済メディア (@ZUU_online) June 18, 2019
>NECは自社のWebサイトで「NECグループは、情報通信技術を用いて、社会に不可欠なインフラシステム・サービスを高度化する『社会ソリューション事業』に注力しています」とのメッセージを示している。
>『社会ソリューション事業』の一環としてヘルスケア事業を強化する構えだ。
>5月31日には、NECと成田国際空港が2020年春をめどに顔認証技術を使った搭乗手続きを導入する予定と発表した。NECは「カメラの前を通った人を160万人のデータベースから0.3秒で照合できる」としており、中期経営計画でも顔認証等のセーフティ事業をグローバルな成長エンジンと位置づけている。
>楽天 <4755> は新規参入する通信事業で割安な通信基地局の整備においてNECと提携すると発表した。楽天はNECと共同で次世代5Gサービスの整備を推進する意向だ。
今世紀に入って以降、「脱ハード」を掲げてビジネスソリューション事業を中核に据え、結果失敗して業績低迷が続いてきたNECですが、原点回帰という形でハードとソフトをセットで提供できる分野で再び業績を回復させているようです。
一方で、失敗した事業部門で過酷なクビキリが横行している現実もあります。
日立は事業拡大に突っ走って労働者切り捨て路線に走った結果、現在グループ全体が労働問題で大炎上しています。
NECは原発事業を抱えていないという大きな違いがありますが、労働問題で同じ轍を踏むのかどうかは、要注目です。