”いざなぎ越え”なのに何故低賃金労働者がいるのですか?

 上級国民は顔を真っ赤にして、「低賃金労働者などいない!!」と言い出すかもしれませんが。
 現実はこうです。


>nakasyusan:鹿児島中央駅前の居酒屋チェーン店のアルバイト時給。高校生や年少者は最賃ピッタリの761円。駅前だから混んでいる店内。相当に忙しいはずなのに… 


>tokyonewsroom:「正社員低賃金層」が急拡大。正社員なら経験と共に賃金が上がるのが従来の常識。しかし、介護、販売などでは定期昇給制度が消滅、何十年勤めても給与は横ばいの状況が厚労省調査でも鮮明。アベノミクスも働き方改革も「劣化する雇用」の処方箋になっていません。


>取引先の化学メーカーの人が、「若手が辞めすぎて、四季報の平均年収が上がった」って言ってた

 「平均年収がやたら高い会社は要注意」という警告、(労働サイドで無く)経営者サイドの人から出始めてますね。
 そら、ちゃんとまともに給料払ってる会社からしたら、異常な会社の方が高評価されてしまうのは頭に来ることですしねえ。「何故高いのか」という理由をちゃんと考えないといけない。

 「会社の業績が好調なときほど従業員を解雇し賃金を下げねばならない」というアメリカ発祥の(ふざけた)経営理論があって、バブル崩壊後の日本経済界で大流行したのですが。この話は長くなるので、また次の機会にでも。


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