忘れてはいけない勤労統計不正問題

 TVのニュースで扱わなくなったので、みなさんもうお忘れかもしれませんが。
 政府統計の不正問題、まだ解決してません。


>cdp_kokkai:本日5/9(木)「毎月勤労統計調査の共通事業所の実質賃金変化率の算出等に関する予備的調査」要請書を衆議院事務総長に提出しました。提出議員 立憲民主党:西村智奈美 国民民主党:山井和則、大西健介 日本共産党:高橋千鶴子 社会保障を立て直す国民会議:中島克仁 社会民主党:照屋寛徳


 
 モノ作りで設計書の前提になる数値が間違ってたら、設計からやり直しですよね。
 政策決定の前提となる統計がずさんだったら、最初からやり直しですよね。

 しかし、政権与党自民党の反応はと言えば。


>umetaro_uy:統計について答弁中に自民党からヤジ。
山井和則議員「今自民党から『統計なんかそんなもんだ』と。先進国で実質賃金が出てない国なんかない。恥を知れ。官邸が口を挟んで調査方法を変えたせいで昨年の賃金伸び率が何%か厚労大臣が答えられない」
何なんだよ、この政府与党はよ。

 文書と統計は、現代国家の基本です。
 政府から公表される文書と統計がどれだけ信頼できるかは、国の信用力そのものです。
 
 統計の重要性も理解出来ない猿に、国会議員たる資格はありません。

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