毎日新聞 2020年12月15日
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20201210/biz/00m/020/030000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20201215
>産業医である私は先日、従業員数約300人のシステム開発会社で人事部長を務める橋本さん(仮名、47歳男性)から相談を受けました。この会社は、新型コロナウイルスの感染拡大で4月からテレワークを全社的に導入していますが、数カ月たったころ、一部の従業員から「集中力が上がらない」「効率が下がった」といった声が上がるようなったと話します。
>在宅で長時間労働の人の特徴
>橋本さんは「在宅勤務で苦労している従業員からは『出社したい』という申し出があります。うまく対応している従業員もいますし、冬になって感染が再び拡大しているので、在宅でできることは在宅でしてもらいたいです」といい、仕事への集中力を高める方法を一緒に考えてほしいと訴えました。
>私は最近、在宅勤務の中で長時間労働になってしまっている人と面談する機会が多くあります。仕事の多くを自宅でできる状況が整っていると、「今日の仕事はここまで」と割り切れない人が少なくありません。
>そうした人たちは、起床後すぐに机に向かい仕事を始める▽家事などが気になって集中力が続かない▽通勤がない分余計に時間をかけてしまう▽仕事後に家事などをしていても、つい仕事のことを考えてしまう――といった特徴があります。
>多くの場合、仕事とプライベートの“スイッチ”の切り替えがうまくでき…
>残り781文字(全文1334文字)
><在宅勤務の45歳課長「打ち合わせ多過ぎ」で体調不良に>
>19歳新入社員の「持病」に対応した職場の“変化”
>コロナ禍のテレワークで25歳会社員が“やつれた”理由
>50歳夫婦「夫の収入2割減」コロナに耐える家計の工夫
_____
参考:
足に血栓、熱中症…テレワーク中の労災申請認定されたケースは?【毎日】
在宅勤務の45歳課長「打ち合わせ多過ぎ」で体調不良に【毎日】
厚労省テレワーク4割で不可原因は政党【共同】【毎日】
緊急事態宣言下で遅々として進む在宅勤務普及、日本は第2波に耐えられるか?