「セクハラ告発」で降格・転勤させるのは不当 都労委が命令
弁護士ドットコム 2019年03月26日 16時42分
会社幹部の「セクハラ行為」を問題視したら、降格処分となり転勤を命じられたーー。こうした「仕打ち」はおかしいとして、社員でつくる労働組合が救済を求めていた問題。東京都労働委員会は降格や転勤は不当などとする命令を出しました。https://t.co/OP7frIc1fS
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) March 26, 2019
>執行委員長を転勤させるのは「不当労働行為」
具体的には、会社が
(1)不誠実な団体交渉を行い
(2)前述のように組合などを提訴し
(3)執行委員長を降格処分とし
(4)執行委員長を東京から神戸に転勤させ
(5)書記長を減給処分とし
(6)裁判に協力した執行委員を東京から名古屋に転勤させた
、というもの
このニュースは凄い。
まず被害者個人ではなく、労働組合がセクハラ被害について会社と徹底的に戦い勝ったことが画期的。しかも組合員でも会社従業員でもない、代理店の女性に対するセクハラで労働組合がここまで頑張ったというのがまた素晴らしい。労組の社会的評価が一気に上がるよね。 https://t.co/Xbf56CN4NO— 國本依伸 (@yorinobu2) March 26, 2019
女性下着メーカーなのに、#セクハラに甘い、というのは経営理念としてはどうかと思います。会社は消費者を馬鹿にし過ぎています。#労働組合 は偉い。
— Global Agenda (@GlobalAgendaKB) March 26, 2019
労働組合には大きな責任と任務がある。自分達の待遇や生活の向上だけではなく、そこで働く関連会社、下請け企業、理不尽(セクハラ)な扱いを受ける人達の労働者、人間としての権利、生活を守らなければならない。私はそう思う。このニュースは凄い。深く同意。
— てみろてみろ (@m_temiro) March 28, 2019
これから、「闘う労組」の注目度がどんどん上がっていくことでしょう。
労使協調という名の太平の夜は過ぎました。これからは戦国時代です。