泡瀬干潟のラムサール条約登録地元の反対で白紙に【沖縄タイムス】


泡瀬干潟のラムサール登録が白紙に 沖縄県、地元の反対考慮
2020年12月24日 08:23

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/683342

>【沖縄】泡瀬干潟(沖縄市)のラムサール条約登録に必要な前提条件として、県が干潟エリアを鳥獣保護区と特別保護地区に指定する計画案に関して、県環境部は23日、沖縄市内で地元住民向けの説明会を開いた。

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保全と開発「ウィンウィンのはずだったのに」沖縄・泡瀬干潟ラムサール登録白紙 背景にあったのは‥‥
沖縄タイムス 2020年12月28日 10:17

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/685245

>沖縄市の泡瀬干潟のラムサール条約登録を目指していた県環境部が、23日の地元説明会で、登録の前提条件となる干潟エリアの「鳥獣保護区」「特別保護地区」指定計画案を白紙に戻した。
>部が、23日の地元説明会で、登録の前提条件となる干潟エリアの「鳥獣保護区」「特別保護地区」指定計画案を白紙に戻した。「地元の賛意」も条件の一つで、市の東部海浜開発事業への影響を理由に「時期尚早」と反発する地元の意向をくんだ形だが、県幹部は「開発に影響はなく、ラムサール登録は国内外から関心を集める。ウィンウィンのはずだった」と首をかしげる。一方で「これ以上、開発の邪魔はしないでほしい」。地元関係者からはそんな本音が漏れる。

>ラムサール条約には、湿地を守るため社会活動を厳しく規制する考えはなく、環境省も産業など社会経済活動とのバランスが取れた湿地保全を推進している。同省担当者は「生態系を維持しながら、暮らしがより豊かになるよう湿地を賢く利用する『ワイズユース』の考えがベース」と説明する。
>登録後は、狩猟禁止のほか、工作物の新築や改築、埋め立てや樹木の伐採などの「一定の開発行為」に国の許可が必要となる。だが鳥獣保護管理法は「生息地の保護に重大な支障を及ぼすと認めるべき相当の理由がなければ、不許可とすることができない」と定めており、規制はさほど強くない。
>豊見城市の間にある漫湖がラムサール条約に登録された。周囲には、とよみ大橋などの橋が架かる。同省沖縄奄美自然環境事務所によると、登録後に不許可となった開発事業はないという。
>泡瀬の干潟周辺を埋め立てる東部海浜開発事業は、1984年の構想から36年がたつ。その間、2度の住民訴訟があった。2009年には公金支出を差し止める判決が確定し、工事は一時中断。最終的に、埋め立て面積は当初計画から半減した。ラムサール条約登録に反対する関係者らは、
>地元の経済関係者らでつくる沖縄市東部海浜開発推進協議会の幹部は、人工島にホテルが建つなどして、観光客らでにぎわう姿を夢見る。「人が増えれば、島に架かる橋は1本では足りず、防災上の面からも増やす必要が出てくる。今後のことを考えると、ラムサール登録で制限を受けるわけにはいかない」と訴える。
>同事業推進議員連盟に所属する市議は「県は開発行為に影響しないと言うが、許可するのは国。県の言い分は安心できない」と明かす。泡瀬復興期成会のメンバーは「開発の足かせになりかねない。これ以上、計画に支障が出るのはごめんだ」と語気を強めた。

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 国際環境条約に基づいた登録を拒否するような土地に建つホテルに、誰が泊まると思っているんですかね。
 こんな昭和的なものの考え方では、沖縄市は近いうちにうるま市に追い抜かれますよ。
  

立憲の苦悩「原発ゼロ」の文言、基本政策に盛り込む?理想のみ追えない【毎日】


>立憲の苦悩
>「原発ゼロ」の文言、基本政策に盛り込む?
>理想のみ追えない事情
毎日新聞 2020年12月17日

https://mainichi.jp/articles/20201217/k00/00m/010/040000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20201217

>立憲民主党が、策定中の基本政策に「原発ゼロ」の文言を盛り込むかどうかで苦慮している。次期衆院選は来年に迫るが、旧立憲と旧国民民主党の出身議員の綱引きが続き、決着は年明けに持ち越しとなった。「理想論」を唱えるだけでは済まない事情があるというが、その訳とは?
>理想のみ追えない事情/

>立憲民主党の「原発ゼロ」を巡る構図
>「『原発ゼロ』が入っていない。立党の精神だから書き込んでほしい」
>「原発がないと生きる道がなくなる労働者がいる。そこに責任を持てる表現にしてほしい」
>立憲が11月25日に党本部で開いた全議員集会では、政務調査会が示した基本政策の「たたき台」を巡り激論となった。たたき台は、地元合意がなければ「原発再稼働を認めない」などとする内容で、「原発ゼロ」はなかった。
>旧立憲は「原発ゼロ」を旗印の一つに2017年に結党した経緯がある。出身議員はリベラル系が多く、こだわりは強い。25日を含めて計3回開かれた全議員集会で、菅直人元首相らは「原発ゼロがなければ、政策が後退したと思われる。コアな支持層が離れないか」と訴え続けた。一方、旧国民出身の党幹部は…
>残り959文字(全文1408文字)

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排便調節の仕組み・神経伝達物質に性差過敏性腸症候群の病態解明に近づく、岐阜 大学【日本の研究.com】

【日本の研究.com】
https://research-er.jp/articles/view/95346

男性に下痢、女性に便秘が多い原因・神経伝達物質の性差を発見
排便調節の仕組み・神経伝達物質に性差、過敏性腸症候群の病態解明に近づく
日本の研究.com掲載日:2020.12.25
岐阜大学

https://research-er.jp/articles/view/95346

>ラットの大腸内に痛みの刺激を与えた場合、オスでは排便と関連する大腸の動きが誘発されるが、メスでは誘発されないことを確認しました。このメカニズムとして、脳から脊髄に下行性疼痛抑制経路を通じて供給される神経伝達物質の成分がオスとメスで異なり、そのため脊髄排便中枢による排便調整の働きがオスとメスで異なることを発見しました。本研究成果は、男性には下痢が多く、女性には便秘が多いという排便異常の性差の一端を明らかにするとともに、過敏性腸症候群などの病態解明に近づくものです。本研究成果は
>このメカニズムを調べたところ、痛みに応答して脳から脊髄に下行性疼痛抑制経路を通して供給される神経伝達物質の成分がオスとメスで異なることが分かった。
オスでは、ドパミンやセロトニンが働き、脊髄の排便中枢を活性化し、大腸の運動を促進することが確認された。メスでは、ドパミンは働かず、セロトニンと

>ストレスのかかる現代社会で急増している病気の1つに過敏性腸症候群があります。過敏性腸症候群は、ストレスによるお腹の不調が慢性的に続くとてもつらい病気です。決して致命的な病気ではありませんが、仕事や勉学に集中できなかったり、旅行やスポーツ、レジャーを楽しめなかったりと、生活の質(QOL)を著しく損なってしまいます。近年ではうつ病との関連も示唆されており、非常に大きな問題となっています。過敏性腸症候群の特徴として症状に性差があることが知られており、男性には下痢が多く、女性には便秘が多いと言われています。しかし、なぜ下痢や便秘といった大腸の動きと関連する症状に性差が出るのかよくわかっていませんでした。志水教授は、このメカニズムを解明することにより、性別に合わせた新しい治療法が開発できると考え、本研究に着手しました。
>大腸に痛みの元となる刺激があると、その情報が脊髄を経由して脳へと伝えられ、痛みとして感じられます。脳が痛みを感じると、痛みを和らげるために、脳から脊髄に下行性疼痛抑制経路を通じて痛みを抑える神経伝達物質が放出されます。これまでに志水教授らは、神経伝達物質のうちセロトニン、ドパミンなどのモノアミンが、痛みを緩和するのと同時に、大腸の運動を促進することを明らかにしてきました。本来は痛みを緩和する経路ですが、脊髄に大腸の運動を調節部位があることと関連して、副次的に大腸にも影響を与えているものと理解できます。
>本研究では、オスとメスのラットに麻酔をかけた状態で実験を行いました。大腸内にカプサイシンによる痛み刺激を与えた場合に、オスのラットでは大腸運動が促進されるが、メスのラットでは促進されないことを確認しました。
>大腸内に痛み刺激を与えた場合、痛み刺激が一次求心性ニューロン、上行性侵害受容経路を通じて、脳に伝わります。脳は痛みを感じると、これを緩和するために下行性疼痛抑制経路を通じて神経伝達物質を脊髄に放出します。本研究では、この神経伝達物質の成分がオスとメスで異なることを確認しました。オスでは、ドパミンやセロトニンが放出され、これらが脊髄の排便中枢を活性化し大腸運動を促進します。一方、メスでは、ドパミンは放出されず、セロトニンと
>今回の研究で、男性には下痢が多く、女性には便秘が多いという排便異常に性差が現れるメカニズムの一端が明らかになりました。この成果によって複雑な過敏性腸症候群の性差の全容が解明できたわけではありませんが、将来的にはストレスによって発生する下痢や便秘を改善する薬を性別に合わせて選択することにつながることが期待されます。試験の前にお腹が痛くなって勉強が手につかなかったり、下痢が怖くて旅行やレジャーを我慢したり、大変な苦労を強いられるのが過敏性腸症候群です。この研究により、QOL

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自閉症や統合失調症、知的障害など、様々な精神発達障害に関わるAUTS2遺伝子の【日本の研究.com】


>自閉症や統合失調症、知的障害など、様々な精神発達障害に関わるAUTS2遺伝子の
>小脳発達における役割を解明
【日本の研究.com】

https://research-er.jp/articles/view/95125

>遺伝子は、自閉症や知的障害、統合失調症、ADHD
>など、様々な精神疾患に関わることが知られています。これまで、主に大脳や海馬を対象とした研究から、この遺伝子がコードする
>タンパクが神経細胞の形態や動きを調節したり、脳発達に必要な様々な遺伝子の発現を調節したりするなど、多彩な働きを持つタンパクであることが示されてきました。一方で、AUTS2
>は小脳にも存在していますが、その役割については全く分かっていませんでした。また、AUTS2
>遺伝子の異常が小脳の機能にどのような障害をもたらし、その結果、精神活動にどのような影響を与えるのかも明らかにされていませんでした。
>本研究グループは、AUTS2
>が小脳の主要な神経細胞の一つであるプルキンエ細胞の成熟やシナプス形成に関わることを明らかにしました。小脳は古くから運動の中枢として知られていますが、近年の研究から、認知機能やコミュニケーションなど、より高次な精神活動にも関わる可能性が示唆されています。本研究グループが
>遺伝子を破壊した遺伝子改変マウス(Auts2
>ノックアウト(KO)マウス)を作製したところ、正常なマウスと比べて小脳が著しく小さくなっていることを発見しました(図1)。発達過程にある
>マウスの小脳では、プルキンエ細胞の神経突起が短く、枝分かれの少ない未熟な形態を示していました。さらに、プルキンエ細胞上に作られるシナプスにも異常が見られ、小脳の神経系ネットワーク形成が破綻していることが分かりました。また、この
>マウスは運動学習に障害を示し、さらには、仲間のマウスとうまくコミュニケーションが取れないなど、自閉症によく似た症状も示すことも分かりました。つまり、AUTS2
>はプルキンエ細胞の成熟を促し、シナプスを介した神経系ネットワーク形成に関わることで、小脳の正常な発達にたいへん重要な働きをする遺伝子であることが分かりました。今回の成果から、小脳発達に果たす
>の役割が明らかになっただけでなく、その異常によってもたらされる様々な精神疾患の理解にも繋がると考えられます。

>これまで、小脳は主に身体の動きをコントロールしたり、新しい動作を学習したりといった、運動を制御する器官であると考えられてきました。しかし最近の研究から、知覚情報の統合や情動の制御、コミュニケーションといった高次の精神活動にも小脳が関わることが示唆されています。また、小脳機能障害によって運動失調をきたす患者さんの中には、自閉症様の症状を示す方もおられることから、小脳の機能障害と精神疾患との関連性についても盛んに研究が行われています。しかしながら、現在のところまだその詳しいメカニズムについては明らかになっていません。今回の成果から、様々な精神疾患に関わる
>遺伝子の小脳発達に果たす役割を明らかにしたことで、今後、小脳の機能障害によって引き起こる運動失調や自閉症などの病態解明や治療法の開発に繋がるものだと考えられます。

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日本人の祖先の一部は今から約3万5000年前、大陸から琉球諸島にやってきた。それ は漂流による偶然だったのか、あるいは【毎日】


日本人の祖先の一部は今から約3万5000年前、大陸から琉球諸島にやってきた。それは漂流による偶然だったのか、あるいは新
【毎日】2020年12月21日

https://mainichi.jp/articles/20201221/k00/00m/040/040000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20201221

>日本人の祖先の一部は今から約3万5000年前、大陸から琉球諸島にやってきた。それは漂流による偶然だったのか、あるいは新たな土地を目指した航海によるものだったのか――。この長年の問いへの答えのカギとなり得る研究成果を、日本と台湾の研究チームが英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。
>当時の地形や旧石器時代の遺跡などの研究から、大陸からホモ・サピエンス(現生人類)が日本列島にやってきたルートは三つあると考えられている。①朝鮮半島から対馬(長崎県)を経由して九州北部へ渡る「対馬ルート」(約3万8000年前)②大陸と陸地でつながっていた台湾から琉球諸島を北上する「沖縄ルート」(約3万5000年前)③シベリアから陸続きだった北海道へ歩いて南下する「北海道ルート」(約2万5000年前)――だ。
>北海道ルートは陸路だが、対馬ルートと沖縄ルートは航海が必要だ。特に沖縄ルートの場合は、流れの速い黒潮本流を横切る必要があった。台湾沿岸部からは、琉球諸島の一部で日本最西端の沖縄・与那国島も見ることができない。このため、目的地を定めた航海ではなく、沿岸で漁などをしていて漂流して琉球諸島に偶然たどり着いた可能性も指摘され、長年の問いとなっている。

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高齢期の幸福感を支える要因は興味や好奇心を大切にしたいという価値意識【日本の研究.com】


世界人口の高齢化にともない、高齢期の幸福感を支える要因の解明に国際的関心が集まっています。特に、出生から高齢期までの人

日本の研究.com 2020年9月16日
https://research-er.jp/articles/view/93022

>世界人口の高齢化にともない、高齢期の幸福感を支える要因の解明に国際的関心が集まっています。特に、出生から高齢期までの人生を連続的に俯瞰し、若い頃のライフステージ(思春期・青年期など)のどのような要因が高齢期の幸福感を高めるのか、そうした問いを人生縦断的な実証研究(ライフコース疫学研究)によって明らかにすることが期待されています。
>当研究所・社会健康医学研究センターの山﨑修道主席研究員、西田淳志センター長らは、ロンドン大学と共同研究を行い、第二次世界大戦直後に英国全土で開始され60年以上にもわたって継続されてきた大規模追跡調査のデータを分析し、思春期の時点で抱いていた価値意識、具体的には「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識が、高齢期の高い幸福感を予測することを世界ではじめて明らかにしました。

>英国ロンドン大学が所管する60年以上にわたって継続されてきた大規模追跡調査により、思春期の時点で抱いていた「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識(内発的動機)が強いと、高齢期の幸福感が高まり、「金銭や安定した地位を大切にしたい」という価値意識(外発的動機)が強いと、幸福感が低くなることを明らかにしました。親の社会経済的地位や、本人の学歴によらず、この関係が認められました。
>加えて、自己コントロール力が低く生きづらさを抱えやすい若者が、外発的動機が強い場合は、高齢期の幸福感の指標である人生満足感が顕著に低くなることが分かりました(図1)。
>若者に対して経済的な成功や安定を目指すように強調するよりも、自身の興味や好奇心をはぐくむ教育環境を作っていくことが、活力ある超高齢化社会の実現に向けて重要な対策であると示唆されます。
>これまでの研究で、年齢を重ねた高齢期に幸福感が高いと、心身の健康も維持されることが明らかになっていますが、若い頃の何が、高齢期の幸福感を高めるのか分かっていませんでした。若い頃の様々な欲求や誘惑に負けずに自分をコントロールする力(自己コントロール力)は、成人した後の経済的な成功を左右しますが、幸福感の指標である人生を振り返った時の満足感(人生満足感)とは関係しません。高齢期の人生満足感は、自分をコントロールできるかどうかよりも,何のために自分をコントロールするのかという「動機」によって左右されると考えられます。
>本研究では、60年以上にわたる大規模追跡調査により、思春期の時点で「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識(内発的動機)を強く抱いた若者は、高齢期の人生満足感が高いことを実証しました。さらに、自己コントロール力が低い若者が、「金銭や安定した地位を大切にしたい」という価値意識(外発的動機)を強く抱いた場合、高齢期の人生満足感が顕著に低くなることも分かりました(図1)。
>この結果からは、年齢を重ねて人生を振り返った時に、良い人生だったと思えるためには、若者自身の興味や好奇心をはぐくむための周囲の助けや教育環境が大切であることが示唆されます。今後は、どのような教育施策が若者一人一人の興味・好奇心を支えるために有効なのか、長期追跡研究から明らかにしていく必要があります。

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新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け高速バス需要が冷え込んでいる【上毛新 聞】


新型コロナ 苦境の高速バス 利用を 「接触少なく快適」呼び掛け
上毛新聞 2020/12/27 06:00
https://this.kiji.is/715596595813728256

>新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、高速バス需要が冷え込んでいる。群馬県内高速路線の4~10月の運送収入は、前年同期と比べ8割減った。路線バスなどと比べて運行コストがかさむ上、公的な支援が薄く、事業者への打撃は大きい。国土交通省群馬運輸支局や県内の運行会社は乗客が少ない状況を逆手に取り、「人との接触機会が少なく、快適に移動できる」として、不要不急に当たらない出張などの移動手段として利用を呼び掛けている。
>群馬県バス協会によると、全面運休や減便を行う路線もあるが、現在も半数は例年通りに運行している。運送収入は、緊急事態宣言が出された4、5月が前年同期比92.3%減。6月以降も7割以上の減少が続き、10月は前年同月比65.5%減だった。帰省や行楽による需要が見込まれた年末年始も、感染再拡大や、国の観光支援事業「Go
>高速バスは大型のエンジンを積み、一度に走行する距離が長い。このため燃料を多く消費し、車両の消耗が早いことなどからランニングコストが高いという。路線によっては運転手2人の乗務が必要になり、人件費もかかる。一方で、国や自治体が赤字分を補填(ほてん)する路線バスのような補助はない。
>少しでも安心して乗車してもらおうと、県内の運行各社は感染予防への取り組みを強化し、アピールに力を入れる。関越交通(渋川市)は、乗車定員を半減させ、1人が2座席以上を使えるように運用。運行のたびにウイルス不活性化に効果があるとされる「オゾン発生器」を車内で稼働させ、こうした対策をホームページで周知する。
>日本中央バス(前橋市)は、乗務員の体調管理の徹底に加え、サービスエリアでの休憩時にドアを開け放って換気するなどの対策を実施。担当者は「定員30人のバスに1人しか乗っていないこともある。快適に過ごせるので、不要不急でない移動の際に使ってもらえると大変ありがたい」とする。
>国交省が所管する自動車技術総合機構(東京都)は、高速バスと同様の換気構造を持つ大型貸し切りバスについて、窓を閉めてエアコンを外気導入モードで使用した場合、5分間で車内の空気が入れ替わるとする実験結果を発表。「優れた換気性能を確認した。安心して利用してほしい」としている。

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立憲民主党など野党4党は11月に正規非正規の格差是正を目指し同一価値労働・同一 賃金法案を提出したが【毎日】


非正規社員に正当な退職金・ボーナスを 格差拡大止める同一価値労働同一賃金

【毎日】 2020年12月24日
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20201223/pol/00m/010/002000c

>立憲民主党など野党4党は11月、正規社員と非正規社員の格差是正を目指し「同一価値労働・同一賃金法案」(短時間労働者・有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律等の改正案)を国会に提出した。
>雇用側に対し、非正規社員にも職務評価や勤続年数に応じて退職金やボーナスの支払いを求める内容であり、働き方改革を進める上でなくてはならない法案だ。国会で審議して改善できるところは改善し、一日も早い法案成立を目指したい。
>法案を作ろうとしたきっかけは、10月の最高裁判決だ。この内容に私は少なからず衝撃を受けた。非正規雇用の契約社員らが退職金やボーナスを受け取れないのは「不合理な格差」に当たるとして訴えた訴訟で、「不合理とまでは言えない」として請求を棄却し「退職金・ボーナスゼロ」を認めてしまったからだ。
>私は旧民主党政権で副厚生労働相を務めた際、労働契約法の改正に携わり、正規社員と非正規社員の待遇の違いが不合理であってはならないとする規定を盛り込んだ(その後、2018年に成立した働き方改革関連法により、この規定は同一労働同一賃金を義務づけたパートタイム・有期雇用労働法と労働者派遣法に移行)。

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切られたtRNAがタンパク質合成を止める~新たな翻訳阻害メカニズムの提唱~【日本 の研究.com】

切られたtRNAがタンパク質合成を止める~新たな翻訳阻害メカニズムの提唱~【日本の研究.com】


>【プレスリリース】切られたtRNAがタンパク質合成を止める~新たな翻訳阻害メカニズムの提唱~

https://research-er.jp/articles/view/94934

>微生物の世界では、生存競争を勝ち抜くための手段として毒素が利用されます。コリシンDは、大腸菌に作用して細胞内のアルギニンtRNAtRNAArg>を切断するリボヌクレアーゼ型毒素です。大腸菌には約50種類のtRNAが存在します。これらは配列的にも立体構造的にも互いに似通っておりますが、それにもかかわらず、コリシンDはtRNAArgのみを選択します。
我々は、コリシンDがアンチコドンループ配列に基づいてtRNAArgを特異的に認識することを明らかにしました。また、コリシンDにより切断されたtRNAArgがmRNA上でリボソームを停滞させ、これにより翻訳が阻害されることを見出しました。

>微生物は、ニッチでの優位性を獲得するため、常に縄張り争いを繰り広げています。こうした争いに用いる「武器」として、多くの細菌はバクテリオシンと呼ばれる毒素を生産します。このうち、大腸菌およびその近縁種に作用するバクテリオシンはコリシンと呼ばれます。

>。大腸菌には、アンチコドンの違いにより4種類のtRNAArgが存在しますが、コリシンDはこれらを全て切断します。

>コリシンDが、大腸菌tRNAArgの中で細胞内に最も多く存在するtRNAArgICGを主標的とするのは、より多くの切断tRNAをリボソームA部位へと送り込み、翻訳阻害を重篤化させるためと考えられます。
>tRNA特異的リボヌクレアーゼは、酵母における「キラー因子」と呼ばれる毒素にも存在します。また、細菌のストレス応答因子である「トキシンアンチトキシン機構注5>」などにもみられることから、tRNA切断は細胞増殖制御の手段としても利用されております。興味深いことに、これらリボヌクレアーゼは、アンチコドンループ近傍を重点的に認識します。これはコリシンDと同様、EFTuとの競合を避けるためと考えられ、本研究で明らかにしたメカニズムは、tRNA特異的リボヌクレアーゼに共通すると期待されます。

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【談話】労働者協同組合法の成立に当たって【立憲民主党公式】


https://cdp-japan.jp/news/20201204_0356

2020年12月4日
>【談話】労働者協同組合法の成立に当たって
>年12月4日労働者協同組合法の成立に当たって企業・団体交流委員長
>昭一
>本日、参議院本会議において労働者協同組合法案が可決、成立しました。/
>【談話】労働者協同組合法の成立に当たって/
>サイト内検索…
>タグ「労働者協同組合法」で検索
>タグ「近藤昭一」で検索
>タグ「談話」で検索
>2020年12月4日
>格差が拡大し、市場万能主義がまかり通っている今こそ、人間らしい生活やコミュニティの再生による地域社会づくり、食の安全や自給率の向上などが重要になってきます。そして、その課題解決には、協同労働の考え方が極めて重要になっています。
>法案の成立により、「協同労働」という働き方を通じて、地域課題の解決に取り組み、多様な就労の機会を創り、働く仲間や事業・運動に関わる人びとが自分らしく、主体的に働き、暮らすことができる社会の実現をめざす労働者協同組合活動の礎がようやくできました。地域を活性化し、持続可能で豊かな地域づくりのために、労働者協同組合のさらなる発展が必要です。
>立憲民主党は、綱領で「一人ひとりが個人として尊重され、多様な価値観や生き方を認め、互いに支え合いつつ、すべての人に居場所と出番のある共生社会」や、「公平に開かれた市場の中で、目先の効率性だけにとらわれずに、人を幸せにする経済」を実現することをめざしています。これらはまさに、自主的で開かれた組合員制、組合員による民主的な管理、自主・自立、地域社会への関わりなど、協同組合原則の考え方に相通じるものがあります。
>立憲民主党は、格差を是正し、「連帯と相互扶助」が重視され、国民が安心・安全に暮らせる社会づくりをめざし、一人ひとりの生活を大切にする温かい社会をつくるために、今後も協同労働と労働者協同組合を支援して参ります。
>以上
>【談話】労働者協同組合法の成立にあたって.pdf

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