「性被害者が屈するのは、暴行脅迫だけじゃない」研究者ら「社会的抗拒不能」を指摘【弁護士ドットコム】

「性被害者が屈するのは、暴行脅迫だけじゃない」研究者ら「社会的抗拒不能」を指摘

起きた出来事を被害と認識するのに10年以上かかる被害者もいるなど、見過ごされがちな当事者の心理状態が明らかになった。
>「エントラップメント型」は加害者が自分の価値を権威づけると同時に、被害者をおとしめ、逃げ道をふさいだ上で、性交を強要するものをいう。
>今年3月、性犯罪に関する無罪判決が相次いで4件報じられた。寺町東子弁護士は「法曹界の温度感とは別に、世の中では、これが無罪になるのかという驚愕が広がっている」とみる。
>寺町弁護士は「未成年は親権に服しているのに保護されないという谷間の問題がある」と指摘。「強姦されその後も性暴力が継続した場合、通常の暴行脅迫要件と抗拒不能の枠におさまらないが、抑圧は続いている状態だ。性暴力が始まった時点が未成年であれば、性暴力が継続している間を処罰対象にすべきではないのか」と訴えた。

 補足として、こんな事例もあるようです。

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 被害を認識してても、とても告訴できる精神状態に無くて、30年近く経ってようやく告訴して、有罪判決が下されたケースが、札幌地裁でありましたよね。
 これが、親告罪だった旧強姦罪を廃止して強制性交罪を導入する突破口になったのですが。
 上級国民にはこれがわからないんですかね。あるいは、わかってしまうと何か不都合でもあるのか。


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